ダークウェブの入り方について、お悩みの方が結構居るので今回はわかりやすく紹介してみたいと思います。まず、入るのにはTorというソフトを使うことが前提になります。スマホ、iphone、パソコンなどで入ることが可能です。しかしながら、今回はスマホはセキュリティ上おすすめはしておりません。その上、過去に入り方を紹介したので、そちらを参考にしていただけると幸いです。また、入り方を知ったところで、どのようにするのかがわかっていないと思いますので、そちらも紹介してみます。すでにインストールの類は終わっているという方は後半を参考にしてみてください。
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ダークウェブの入り方について
ダークウェブの入り方について
基本的にはパソコンでTor(トーア)というものをダウンロードします。その他のダークウェブの入り方もありますが、これが一般的です。
Torのダウンロードリンク
ここからはダークウェブの入り方の前に基本設定を紹介です。
@まずは英語になっておりますが、日本語版をダウンロードしましょう。
Aダウンロードすると、torbrowser-install-(バージョン).exeというものがあるのでそれを管理者権限で実行しましょう。フォルダなどは任意の場所で大丈夫です。
B後は流れに従ってインストールをするだけです。
Cここからは設定に入ります。面倒な方はデフォルトの設定でも大丈夫ですが、念のためという方はさらに読み進めてみてください。
DたまねぎのアイコンをクリックするとTorNetworkSettingというものが見つかるので、My ISP blocks connections to tor networkをチェックしましょう。
Eブリッジの設定でobfs4やmeek-azureなどを任意で選びましょう。
FTorをインストールしたところからetc→tor→torrcと進んで、メモ帳以外でのテキストエディタで
ExcludeNodes SlowServer,{jp},{gb},{us},{ca},{au},{nz}
ExcludeExitNodes {bg},{cz},{fi},{hu},{ie},{lv},{lt},{lu},{nl},{ro},{es},{se},{ch},{ru},{hk},{il}
StrictNodes 1
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このように入力しましょう。補足で解説してみると、StrictNodesは1に設定することでこの設定のお約束を絶対に守れという命令を送ります。仮に0にするとどうなるのかというと、たまにだったり頻繁にだったりお約束を守ってくれません。ExcludeNodesは途中で通るノードや出口ノードを除外します。さらに、ExcludeNodes SlowServerは遅いノードを回避します。ExcludeExitNodesは出口ノードと呼ばれるもので、ここではあまり匿名性を保つにはよろしくないと呼ばれているノードを除外します。
※分からない方のために細く
ノード:ダークウェブに入るためにパソコンが通過する端末のこと。すべての通過するノードが良いとは限らず、中には情報などを抜き取る可能性のある端末もあります。
以上で設定は終わりですが、さらにウイルス感染などが心配な方は仮想端末などをインストールして、もしもの場合に備えましょう。そういうよりヘビーな使い方をするのであれば、これが一般的です。これは説明しているとキリがなかったりするので、各自優秀なGoogleさんに「VirtualBox インストール」などで調べるようにしてください。
実際のダークウェブの入り方について
さて、インストールまで行った方はお疲れ様でした。ここからは、ダークウェブの入り方といっても、色々な方法があります。リンク集から入っていく方法、検索エンジンを利用する方法、友達などから教えてもらうなどです。基本的には検索エンジンはあなたが利用しているGoogleやYahooなどのものよりも優秀ではないものが多いです。そういうより、Googleが凄すぎます。ここから、検索をかけるなどして、目的のサイトを探しましょう。
一般的には、おにおんちゃんねるなどが日本語サイトでは有名どころであるため、まずはそこなどの利用をしてみてもいいかもしれません。それについては、以前に紹介した部分からアクセスしてみてください。基本的にはすべてonionなどのドメインがダークウェブです。
基本的にはこれらがダークウェブの入り方となります。インターネットの初期くらいから利用している方は2000年くらいもしくはそれ以前のインターネットの時代に舞い戻ったのかというくらいは、懐かしい雰囲気を感じるかもしれません。あのころは何でもありでした。で、恐らくその入り方を知って、ダークウェブ上にあるような書き込みを見て、ちょっと荒れたサイトばかりだなというような印象を持つかもしれませんが、大半の日本語掲示板はそんなところかなと思っております。
また、画像や動画などが頻繁にサーフェイスウェブでも上げられていると思いますが、そうそう簡単に画像や動画まとめサイトがあるわけではないので、コツコツコツコツ地道に探さないといけません。もしくは、表層Webに出てきたとしてもですが、大抵は芸術目的だったり、売名目的だったりしています。まとめサイトや、YouTubeなどで怖いなり面白おかしく語られているよりはずっとつまらない世界に思えることもあるかもしれません。
特にこれといった強い目的がないならば、サーフェイスウェブ(表層Web)よりかなり使い勝手が悪いなというような印象をうけて、わけが分からないまま終わりますので、怖いもの見たさであればがっかりすることがほとんどなのでやめておいた方が良いです。
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ダークウェブの入り方を知って何がしたいですか?
あれこれと読んでいただいてうれしいのですが、ダークウェブの入り方について知って何がしたいでしょうか。色々な目的があると思います。ただ、なんとなく怖いもの見たさ、児童関連のものであれば、サーバーが続々と閉鎖していたり、海外警察の手によって運用されている可能性もあったりなどで、あまりおすすめできません。それでもというのならば、引止めはしません。ダメと言われるほどやってみたくなるものは他にないと思います。そうではないとダークウェブの入り方に興味すら持たないと思います。また、余計なお世話かもしれませんが、セキュリティに関する知識などはもちろん、身に着けておくようにしましょう。特に「俺Tor使ってネットサーフィンしてるんだぜ」と最初は楽しそうかもしれませんが、そこからいつも使っているようなログインが必要なサイトに入ると、もしかすると嫌な目にあうかもしれません。これもまたセキュリティの1つです。なぜそうなのかということをダークウェブの入り方の説明と共に終えてみたいと思います。
入り方は分かったならダークウェブの仕組みを知っておこう
通常ダークウェブに接続するには複数のノード(端末)を経由することになります。これについては任意に設定可能です。しかし、このノードで情報収集している国や個人が居るわけです。善意で提供してくれている方も居ます。ただ、悪意を持ったノードが1割ほどあると言われております。運悪くそんなノードにあたったまま情報のやり取りをしていると危険です。だからこそ、前述の設定で除外ノードを設定したわけですが、それでも完璧ではない可能性はあります。軽くわかりやすく説明したつもりですが、他にも言いたいことは山ほどあります。ただ、ここからは個人のセキュリティ知識をどう増やすかが課題となってくるので、なるべく入り方が分かれば、そのあたりの知識も身につけるようにしてください。
それでは、ここまでお読みいただき本当にありがとうございました。なるべくクリーンな利用をすることを当サイトはおすすめしております。